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クマンドのバックパッカー日記

クマンドが海外旅行や国際情勢について書くブログ。

イスラエル・パレスチナ旅行[5日目・新市街編]

バックパッカー 海外旅行 イスラエル パレスチナ

エルサレム新市街のホテルに泊まっていて前日から気になっていた事がある。

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             「なんだこれ。」

    

     他の部屋を見渡すとどこにも入り口に付いている。

   気になった自分はフロントにいたお兄さんに聞いてみる事に。

     「メズーザーと言って、ユダヤ教徒である証さ。」

      なんか凄い所に泊まってしまった。と思った。

     聞けばユダヤ人の家庭にはどこにでもある物らしい。

      朝から一つ勉強をした後は新市街を散策する事に。

イスラエルパレスチナを旅行する時になったら必ず訪れたいと思っていた場所がある。

     

 

             「ヘルツルの丘」

イスラエルの国立墓地であり、政治家や中東戦争等で亡くなった方達が埋葬されている。

現地での発音はヘルツルではなく、ヘルツェルと言う。旅行中何度も訂正されられたので嫌と言うほど覚えている。

 

エルサレム市電の最終駅がヘルツルの丘駅なのでアクセスがいい。

 

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 片道6.9シェケル(210円)で市電のある場所ならどこでも行き放題の切符を買う。

路面電車に乗車したらカードリーダーがあるのでそこで切符を通す。

車内ではよく切符の検閲があるので無賃乗車はほぼ出来ない。

 

ヘルツルの丘駅に着き、早速ヘルツルの丘を巡る事にした。

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1945年から歴史を辿るパネルが展示されている。

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自分がパネルの写真を撮っていると、同じようにパネルを食い入るように真剣に見ている男性がいた。

男性の隣に行くと英語で挨拶してくる。

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 どうみても巻き舌で英語を話している男性にアメリカ西海岸の出身かと訪ねると、「その通りだよ、サンフランシスコから来た。」と男性は答えた。

アメリカ西海岸の英語は聞き取りやすい。 巻き舌でアクセントをつけるので特徴があるからだ。

その後も男性は真剣にパネルを見ているのでこれ以上会話せず進む。

ヘルツルの丘は埋葬された年代順に区画が分けられているため分かりやすい。

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この墓に咲いている花が綺麗で写真を撮る。 埋葬されている方は生前どんな人だったんだろうと思いながら胸に手を当てた。

墓地を進んで行くとイスラエルの政治家が埋葬されている区画へ。

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 イスラエルの政治家の墓を見てみると1人だけ自分の聞いた事のある政治家の名前が刻まれている墓を見つけた。

            「シモン・ペレス

        ノーベル平和賞を受賞した政治家だ。

 

 生前は人の良さと政治の腕でイスラエル国内でも人気のある政治家の一人だったらしい。

        中東和平の立役者として外国では有名。

            

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  人の良さが顔に出ている。(※自分の偏見です。)

ヘルツルの丘はイスラエル兵の姿を良く見かける。

イスラエル軍の研修として訪れる場所の一つだそうだ。

ヘルツルの丘を一通り見終わった後、併設されているヤドヴァシェムと言われる博物館に向かう。

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       ゲートには旧約聖書の一説が刻まれている。

ナチス・ドイツによるユダヤ人のホロコーストについて展示されているこの博物館。

残念ながら内部は撮影禁止で、これ以上の写真は撮れない。

イスラエル各地から来た修学旅行生に混じりながら見学する。

展示の順番も年代別になっており、ヘルツルの丘と同じく分かりやすさが意識されている。博物館自体が広くじっくりみると4時間くらいかかりそうだ。

ナチス・ドイツが行った行為や当時のユダヤ人の生活ぶりを映像やパネルを使い分け、予備知識のない人にも訴えかけてくるような内容だった。

時折、目を背けたくなるような内容が映像で流れ、周りにいた修学旅行生達の中で泣き声が聞こえて来ることもあり、心が痛む。

 

全体的に丁寧につくられており、年代別に展示を巡っていくなどヘブライ語・英語の分からない人も分かりやすく説明がなされていた印象を受けた。

展示を見終わり、外に出るとまぶしいくらいに日が顔を照りつけて来た。

 

イスラエルパレスチナ旅行[5日目・旧市街編]に続く。

 

        このブログを見てくださる方達へ。

ヤドヴァシェムは個人的にイスラエルパレスチナを訪れる際には必ず訪れるべき場所の一つだと思います。

胸に迫るような展示が多く何が起きたのかを直感的に理解でき、歴史に興味がないと言う人逹ほど訪れた時の衝撃は大きく、人類の歴史の一ページを展示している博物館の一つとして世界最高峰の内容となっております。

                                              クマンドのバックパッカー日記筆者より